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会長あいさつ

会長就任にあたって

玉田真紀

写真:大妻女子大学教授 石井とめ子

  令和4年5月、長崎巌先生の後を引き継ぎ、第12期会長に就任致しました。本学会の創設以来7名の会長、歴代の理事・幹事、会員の皆様のご尽力があって、服飾文化の学際的な研究が進展し、今日に至ります。
  思い起こせば、初代会長の石山彰先生より西洋服装史の講義を学生時代に受け、その後の学会参加で数々の恩師に育てて頂きました。服飾文化の貴重な資料を閲覧する機会を得、また、広い見識に触れ、教育研究の土台を養うことができました。この度、バトンを引き継ぎ後世への橋渡しをするお役目を担うこととなり、若輩者の私にとって身の引き締まる思いです。
  本学会活動は、服飾文化に関わる人材育成と技術の進展、貴重な資料の発掘や評価、さらに社会的課題への提言に欠かせないものです。特にこの2年間はコロナ禍にあり、全ての活動に制約がある中、オンラインでの大会・総会、論文発表会、例会、服飾文化セミナー開催、作品審査、学会誌・会報発行は、運営に関わられた方々のご努力の賜物でした。全ての方々に感謝申し上げます。
  先達と多くの研究者仲間に敬意を表し、微力ではありますが、この大切な学会活動の場が有意義で盛会となりますよう努力して参ります。

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服飾文化学会とは

服飾文化学会とは

服飾文化学会は2000年1月29日、21世紀にむけ「衣」に対する新しい認識をもつ学会を目指して設立いたしました。

すなわち、人間にとって「服飾とは何か」の問題を、感覚・趣味・装身等の人間学的方向、素材・染織等の物としての服飾、自然・社会・流行等の環境問題など、服飾を取り巻くあらゆる方面から歴史的認識を踏まえて、未来を見つめた学会として活動しております。

この趣意は服飾文化学会が刊行する「服飾学研究 The costume and textile」に伺うことができます。

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